ECS Service Connect で新しいサーバーサービスに接続できない事象を回避するには
困っていた内容
ECS Service Connect(クライアント/サーバーサービス)を有効にした新しい ECS サービスを作成しました。
ECS タスクが起動したので、Service Connect 有効済みの既存のタスクから接続したところ、接続に失敗しました。
なぜでしょうか。解消する方法を教えてください。
どう対応すればいいの?
既存の ECS サービスを再デプロイしてください。
Service Connect の仕様として、新しく追加したエンドポイントは、追加前から実行されている ECS サービスのタスクからは名前解決ができません。
アプリケーションが新しいエンドポイントを解決できるようにするには、既存のサービスを再デプロイする必要があります。
そのため、追加で Service Connect(クライアント/サーバーサービス)を有効にした場合、既存のタスクは再デプロイをしない限り、名前解決ができず接続できません。
再デプロイを実施するには「新しいデプロイの強制」を選択した状態で、ECS サービスを更新してください。
参考資料
Service Connect の使用を開始する準備が整ったら、クライアント/サーバーサービスから始めます。新しいサービスまたは既存のサービスに Service Connect 設定を追加できます。
…(中略)…
既存のタスクを解決して新しいエンドポイントに接続することはできません。このエンドポイントを解決して接続できるのは、同じ名前空間に Service Connect 設定があり、このデプロイ後に実行を開始した新しいタスクだけです。